『強くなくちゃいけない』
私が生きてきた中で
『強くあれ』という意味合いの言葉をよく言われました。
両親だったり、姑だったり、夫だったり
例えば
- 母親は強くなくちゃいけない
- 女は強くなくちゃいけない
- 自分の主張がある時は泣いたらいけない
- 男は弱音を吐いたらいけない
- 男は泣いたらいけない
そんな言葉の中で生きてきました。
私は30代です。
同じ年代はそう言われて育ってきた人が多いのではないでしょうか。
『強い』という言葉は、良い意味ですか
スポーツなど勝ち負けがある勝負では、
『強さ』というのは重要であり必要不可欠だと思います。
そういった強さへのストレスは、自分を成長させるためにも必要だと感じます。
ですが、
身体的や心理的に対して『強さ』という言葉は、
『凶器』になっていると感じています。
『強い』をベストにすると弱くなる
身体的な『強さ』は
- 疲れない。
- 疲れても動ける。
- どんなに動いても体が傷まない。
心理的な『強さ』は
- 自分の言動を他人がどう受け取るか気にしない。
- 人の言葉を気にとめない
この状況ならきっと『強く』あると言えるかもしれません。
実際こう生きている人はいると思います。
ですが、みんながみんなこう生きることはできないです。
身体的な能力は『弱く』産まれる人がいます。
身体的な能力が『弱い人』が『強く』なるように努力しても
出来ないという結果が生まれやすく
その結果に悩まされ、心理的にも『弱く』なってしまうと思います。
上に書いてあるような心理的な『強さ』は、
他人と一緒に生きることが上手く出来ずに
孤独感などに悩まされることで『弱い人』になってしまうかもしれません。
『強さ』にこだわると『弱さ』ばかりに目が着くので
結果的に『弱さ』の方に引っ張られていくと感じています。
『弱さ』を大切にする
私は『強い』という言葉は、使いたくありません。受け入れたくもないです。
自分の『弱さ』に目を向けて大切に扱うことで
出来るという結果を増やしていきたいです。
これからの社会では、
男女関係なく『弱さ』を受け入れる土台が作っていきたいです。
『弱さ』を受け入れる社会は、
ハラスメントを行って『強さ』を保とうとする人達を
変えることができるかもしれません。